新年おめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2023年を振り返りますと、約3年続いた新型コロナウイルス感染症は5類への移行によりコロナ禍で中止となっていたイベントの再開や、多くの観光客を見かけるようになり、コロナ禍からポストコロナへの変化を感じた年となりました。
世界に目を向けると、ChatGPTをはじめとするAIの急激な普及による技術革新、ウクライナ侵攻の長期化やイスラエルによるガザ侵攻等による地政学リスクの高まりなど大きな動きが続いております。
日本においては、歴史的な円安、物価高、金融政策の転換などの動きが起きており、先行きの不透明感は増しております。

2024年は、金融政策の転換等により経済活動の活性化が進む楽観的な見通しも出ており、地方への波及効果も期待されます。
一方でウクライナ侵攻などの影響等による物価高、また少子化対策、防衛力強化のための増税などにより庶民の生活は苦しくなることが想定され、景気に配慮した政策を期待するところでもあります。

本年は辰年。辰年は政治の大きな変化が起きることが多い年といわれています。
昨年明るみになった政治資金パーティー収入の裏金化疑惑は、政治を揺るがす問題となっており、油断を許さない情勢が続くものと思っております。

私の議員としての任期も残すところ1年余りとなりました。
総仕上げの年でもあり、愛南町の発展のためこれまで以上に取り組んでまいりますので、皆様方のより一層のご指導・ご支援をお願い申し上げ、私の新年のごあいさつとさせていただきます。

2024年1月
愛南町議会議員 かぎやま 茂